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夜光の階段 (上) (新潮文庫)
松本 清張
新潮社 刊
発売日 1985-01



男社会で働く女性の立場の悲哀もおり混ぜている 2009-01-19
恥ずかしながら「栄光の階段」という書名と思って読んでいたのだった。

主人公の佐山は美容師として、独立して有名になっていく話しなのだ。

松本清張にしては珍しいなと思いつつ読んでいったのだが、どうもいつも通りの「悪いやつがのし上がっていく」話しなのだ。

これは「栄光」じゃないだろうと思って、カバーを見直したら、「夜光」だったというわけだ。


ぼくなんかが作文を書いたりするときは、タイトルにそれほどこだわりはなく、テキトーにつけることがある。

しかし、プロの小説は違うんだなと思った。書名には意味があるのだ。

その当たり前のことに、上巻1/3ほどのところで気付かされた小説なのであった。


しかし、さすがは松本清張である。

悪いやつがのし上がっていく、そんな単調なストーリーではないのだ。


1stワルの佐山に続いて、幸子が2ndワルなのだ。そして被害者は、男だか女だかわからない容貌のしかし内面は純な女のフジ子。

さらにそこに男社会で働く女性の立場の悲哀もおり混ぜている。

雅子と幸子とフジ子。

悪者であり、被害者であり、その遠因が男社会に生きていく女の生き方にあるのかもしれない。


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