忍者ブログ
お金を稼いで起業する足がかりを掴むブログです!!いろんなツールを使って大器晩成!!
[766] [759] [758] [765] [763] [750] [743] [741] [745] [747] [744]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ]未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ]
スチュアート・L・ハート
英治出版 刊
発売日 2008-03-18



なかなか 微妙な問題を抱えている本であることも確かだ。 2009-06-06
 

 本書は「資本主義が どのように環境問題や貧困問題を解決出来るのか」という課題に挑戦した本である。読んだ感想は二点だ。


 一点目。本書はBOP=Bottom Of Pyramid=世界の貧困層をビジネスチャンスとして捉える本だ。発想の基本軸としては 貧困層からの収奪ではない点を強く謳う一方 ビジネスとして成り立つことは必要条件だとしている。

 その考え方は 非常に微妙な部分も多いと思うが 基本的には正しいと考える。サステイナビリティという言葉がはやっているわけだが 事業として収益が上がらないものは サステイナブルであるわけもなく 早晩立ち行かなくなることは見えている。「損得勘定抜きで」始められたものは 志においては高いものがあるにせよ それが続くことは基本的には難しいからだ。勿論 この発想自体が 資本主義から一歩も出ていない点は認識するが 現実的に考えるとそうではなかろうか。


 二点目。上記「微妙な部分」は実は中々難しい。他の方の指摘にもあったが サブプライムは まさに貧困層をターゲットにしたビジネスであった。志としても「家の持てない人に家を」という高邁なものもあったと聞くが 結果としては 非常にグロテスクなものとなったことも確かだ。この危険性に関しては 本書からは有効な処方箋は読み取れない。


 結論として 本書を読むことは知的に興奮する体験とはなった。資本主義の枠組みで働いている一員として 考えるヒントになった。


さらに詳しい情報はコチラ≫


PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
スポンサードリンク
カテゴリー
ブログ内検索
最古記事
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
(12/22)
プロフィール
HN:
大器晩成
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
モチベーションを維持する事を
常に考えています

何らかのきっかけが自分を
変えてくれるものがきっとある

私は信じています!!

*迷わず前に1歩進んでみましょう!!
バーコード
スポンサードリンク
フリーエリア
スポンサードリンク